ON STAGE [ 大歳昌彦・活動記録 ]

「あの詩の親子に会いたい！」－あんみ通学校巡礼ライブ－

津軽三味線の若手女性デュオ「あんみ通」の二人が機上で日本航空機内誌「ウインズ」に載っていた岡平真潮君の詩を読んで感激、空港から電話をくれました。「この詩の親子に会いたいです！」。

「やまもも」編集担当花方憲子さんを通して彼の通う小学校にその旨伝えたところ校長先生は快諾、父兄参観日をわざわざこの日に設定して学校であんみ通ライブコンサ－トを開催していただくことになりました。

「あんみ通」は若手女性津軽三味線の実力派。昨年もドイツ、英国、中国、韓国で公演しています。国内外で評価の高い二人ですから、その二人のナマ演奏が聴けるというので大歓迎でした。12月号の詩を書いた土居さんのいる久礼中学でも是非「あんみ通ライブを！」ということに。高知県児童詩集「やまもも」会長の枝川小学校校長山崎章恵さんのところでも、是非！と。結局、高知の小中学校計3校で「あの詩の親子に逢いたい！出前コンサ-ト」をやらせてもらうことになりました。

伝統芸能津軽三味線に生きる女性二人の生きざま、土佐の子どもの詩のチカラ、そして、このライブに繋がるドラマが面白いです。学校や家庭訪問でのあんみ通と児童との交流場面のいい絵が撮れると思います。「やまもも」は26年続く全国的にも稀有な児童詩集です。「暮しのなかの詩、詩のなかの暮し」がそのまま描ければそれだけで十二分インパクトがある筈です。で、高知放送RKCプロダクションの西村部長に「テレビの特番でどうぜ」、とお願いしたら即断即決、RKCテレビ土曜日の「公園どおりのウイ－クエンド」で10分間の特集として放映してもらうことになりました。